静岡県浜松市/カチオン電着塗装・バレル研磨など表面加工はお任せ下さい。

当社では塗装ラインを止める事なく稼働させる為に、昼休みを交代制としております。

その為、交代制の時間帯はラインをフル稼働させる為の最低人数を下回ってしまう為、この間のみは生産性を落としてライン稼働させております。以前は工数確保も容易であった事もあり、この様な事はなかったのですが、これも人手不足による苦肉の策となります。 

さて昼休みの過ごし方は人それぞれで、食事も配送給食、自家製弁当、コンビニ、昼抜きと様々で、食事場所も社内食堂、工場内、自家用車内等とこれまた様々となります。

弊社の社内食堂には10畳程度の小上がりを設けてあります。これは日中の業務で疲れた身体を昼休みに少しでもリラックスしながら横たわる事によって午後の業務の負担軽減になればと思い、工場建設当初より設置してあります。ただ、これは以前お客様の工場見学の際に、食堂に小上がりを設けていたのを拝見して、それを拝借させて頂いたアイデアです。実際には何人かの方々が昼寝、ストレッチ、談話等に利用している姿を見かけます。私自身もその内の1人でもありますが、やはりほんの少しの時間でも目を閉じているだけでリラックスできるのではないかと感じます。欧米の様なシエスタ制度を導入する訳にはいかないですが、特にこの連日の猛暑の中での業務ではエアコンが効いた小上がり効果を多くの社員に味わってもらいたいです。

下記の防火訓練の後には恒例の納会が開催され、今回は2期ぶりに役員賞として5名へ報奨金の授与もありました。報奨金は決して少ない金額では無かったと思いますし、出費の重なる連休直前のお小遣いとして喜んでいただけたと思います。使い道は旅行先での買い物や生活費の足しなど、人それぞれ有効的に使って頂けたようです。 

今回の役員賞の選考基準も参加者へは伝えましたが、「改善提案提出の必達件数を達成しているか」「普段の業務に対して前向き且つ真摯に対応しているか」の数字で表される基準が明確な事と、数字では表しにくい主観的な事の2点としました。 

主観での評価は不公平感を感じる人もいるかも知れません。しかし、判断は主観でも、判断の根拠は客観的な事実に基づいている事が多く、数字で表されるもの以上に的確な場合もあると思います。

今回受賞できなかった社員の皆さんにも、ぜひ「自分には何が足りないのか」「次は何を変えれば評価されるのか」を考えていただきたいです。また、評価される人には必ず日々の仕事の中に理由があります。それは瞬間的なものではなく継続的に取り組んでいるものなので、受賞者を観察して貰えれば何か気付く事があると思います。 

当社では、年齢や在籍年数ではなく、「何を成し遂げたか」「どのような姿勢で仕事に向き合ったか」を大切にし、頑張る社員が報われる会社を目指していきたいと常々考えているので、入社間もない若手社員にもチャンスは十分にあるはずです。 

 

また、納会の最後には恒例のお菓子の詰め合わせとジュースを分けました。数名の希望に沿った結果、スナック菓子が多くなってしまい、少し予算オーバーにもなってしまいましたが、小腹が減った時、口さみしい時、家族団らんの時に楽しんで貰えばと思います。

2026年7月に熊本県を震源とする地震が発生致しました。被災された皆様には改めて心よりお見舞い申し上げます。

今回の地震では、直接的な被害も勿論ですが、大型商業施設でのガス爆発も非常にショッキングな事故でした。当社としても塗装ラインの乾燥工程でLPガスを大量に使用している為、改めて身が引き締まる思いです。

この地震を教訓に当社でも防災訓練の重要性を再認識し、今回は防火訓練を実施致しました。通常であれば夏季休暇前の最終日は設備メンテナンス、製品の防錆対策、改善発表会、納会が1日のスケジュールですが、改善発表会、納会を約30分短縮し、その時間を防火訓練と致しました。I次長が中心となり、社内にある30台の消火器及び7台の消火栓を一筆書き状に全ての場所の全員で確認をし、消火器及び消火栓の使用方法の教育がありました。質疑応答ではいくつかの質問もあり、非常に有意義な時間であったと思われます。

やはり実際の火災では初期対応が重要の為、火事を知らせる、消火活動、現場から避難するといった流れを迅速に行う必要があります。参加者全員が私事と感じて訓練を実施して頂けたと期待しております。幸いにして当社には前職にて消防設備士乙6類の資格を有した社員、地元消防団への参加経験のある社員も在籍しており、非常に心強く感じております。

弊社では半世紀近く前に日本/インドネシア技術協力協会という団体に所属していたこともあり、インドネシアから数名の研修生の受け入れをしていた経緯があります。

今でこそ東南アジア諸国からの研修生等も決して珍しくはありませんが、その当時では正に外国人研修生の走りであり、研修生を受け入れる事自体大変な事だったと思われます。 

1990年代からは南米日系人の派遣社員を雇用した時期もありましたが、ここ20年近くは、品質最優先を掲げる弊社にとって属人的な業務に対応する為に言葉の壁がある方の採用は控えてきました。 

ところが、昨今は労働人口減少によって日本人の採用が困難な時代になってきた為、一部の部署のみに限定して外国人の採用を再開する様に致しました。それぞれのお国柄により仕事への考え方や働き方が随分異なり、我々も右往左往しながらも、今はインドネシア、ベトナムの方々で落ち着いております。 

さて、今回の慰労会も全額会社負担での開催となりましたが、ベトナムの派遣社員の方々も数名参加されました。彼らのほとんどが日本語を理解できない為、開催場所等の情報を事前に念入りに伝達したつもりでしたが、当日はなかなか開催場所に現れない為、ヒヤヒヤしながらの待ち時間でしたが、無事に若干の遅れで到着致しました。 

今回は20名の参加で田町のUOTENさんでの開催です。

天ぷらとブリがメインの料理で質及び量ともに満足のいくものでした。飲み放題を有効に活用した方も多く、明るく陽気なベトナムの方々との翻訳アプリを使いながら盛り上がっている光景が非常に印象的でした。2次会、3次会迄続いたようで、楽しさのあまり帰りの電車の時間も忘れて飲んで帰りに苦労された方もいたようでした。

参加された方々の笑顔が次回開催を決定づける要因の1つとなりました。

当社では新入社員教育には時間を掛けて丁寧且つ親切に行う事を周知徹底しております。教育はOJTを基本としていますが、当然の如く、個人の能力の差はあれども一度で覚えられる事はなかなかありません。先輩社員に同じ事を何度も繰り返し聞くという行為は日常茶飯事です。そして、一番大事な事はその時の先輩社員の応対の仕方だという事も教育しております。それは、その対応如何で新入社員の会社に対するイメージが出来上がってしまうからです。

 

さて、当社には20代前半の男性ベトナム人の派遣社員の方が数名在籍しているのですが、彼らには常々感心させられる事があります。それは挨拶の仕方です。出勤時、退社時には必ず立ち止まり、お辞儀をしながら挨拶を致します。教育の賜物であると感服させられます。先週、1年前に入社されたベトナム人の派遣社員が本人の事情により退社されました。退社時には彼なりの精一杯の日本語で「1年間お世話になりました。皆さんにはとても親切にして頂いてとてもうれしかったです。本当に有難う御座いました。この会社で働かせて頂いた事を大変感謝しております」という内容ではないかと推測されますが、この様な事を言って最後の挨拶を交わしました。言葉は良く理解はできなかったものの、一生懸命に説明しようとするその姿からは本当に感謝している気持ちが伝わってきました。その言葉を聞き、少し感傷的になってしまいましたが、社員教育の方法は間違ってなかった事を再認識するとともに、今の日本人が失いかけている礼儀、純粋な気持ち、感謝の心を改めて外国人である彼から感じさせられました。

その後、彼は他の上司や同僚の何人かに挨拶をして帰宅の途につきました。定期的に全額会社負担で慰労会を開催するのですが、前回参加した彼は宴席では真っ赤な顔になり、楽しそうに話をしていていた姿が今は良い思い出となっております。

弊社の忘年会は毎年11月の最終土曜日と決まっているので今年は11/29となりました。ただ、例年と違って社長及び金融機関の来賓は不参加の為、今回は15名と少数での開催となりました。

今回の費用は3700円(別途飲み物代2000円は会社負担)と、物価高の家計には負担となってしまいましたが、社長の好意により後日全額返金となったため、参加者は大変喜んでおりました。

話は変わりますが、当社では以前より心理的安全性の高い職場造りを目指しております。心理的安全性とはチーム内で自分の意見や感情を安心して表現でき、間違いや失敗を恐れずに積極的に行動できる状態を指します。こうした職場では生産性、業績の向上、離職率の低下等の多くの効果を期待できます。日頃より朝礼等に多くの時間を割き、各社員からの多くの意見を取り入れ、コミュニケーションを密にする努力をしておりますが、やはり時間が無限大にある訳ではない為、今回の忘年会の様に時間を気にせずコミュニケーションが取れる事は心理的安全性の高い職場造りの1つの手段ではないかと考えております。昨今では〇〇パフォーマンスという効率ばかり重視する言葉が流行っておりますが、社員の笑顔での会話を見ていると、時代遅れと思われがちな忘年会が人間関係と信頼の構築をする重要なイベントではないかと改めて実感致します。

また、当日は健康的に早めの時間で2次会を切り上げて、翌週にはにこやかな笑顔で出勤した出席者達を見ると、開催出来て良かったと思う次第です。

「2025/08/02 インフラ整備」の記事でも記載しましたが、メインである鶴見工場が稼働してから17年以上が経過しております。その中でも電着塗装ラインは多数のポンプを使用しているのですが、幸いな事に殆どのポンプは一度も故障をした事がありません。私個人は「設備メーカーが良いポンプを選定してくれたから」と思っていたのですが、設備メーカーのご担当者の話では、意図せず行ってきた事も含めて様々な管理が結果として故障に成り難くなっているとの事でした。

 また、塗装ラインでは心臓部とも言える非常に重要な部位をメーカーに点検して頂いた結果「使用年数から考えれば1~2度の更新をしていても不思議ではないが、劣化が少なく、あと10年は更新の必要性は無いでしょう」との事でした。更新となった場合は1000万円単位の莫大な費用が掛かる様なので安心しましたが、それも日ごろの管理の成果との見解をいただきました。 

日常の設備管理には多くの工数や費用が掛けているのも事実ですが、故障や劣化が少ない事でQDC(品質・納期・コスト)全てにおいてのリスクマネジメントと言えます。今後も現在の管理方法を当社のノウハウとして自信を持って継続をしていきます。 

求人活動をしていると色々なタイプの方とお会いする機会があります。

求人サイトの発達により就職活動も手軽になったからなのか、世の中の価値観の変化なのか、昔と比べて人への対応が軽んじられている場面に会う事が増えた感じがします。 

例えばネット応募を頂いても連絡が一切付かない方、無断で面接に現れない方、面接後の連絡が付かなくなる方、等々。それらは私の常識からは十分外れていますが、残念ながら今では驚きすら無くなりました。中には想像を超えた言動をする方もいるのでその場の対応にも苦慮しますし、こちらが誠実な対応を心掛けているつもりだけに人間不信にもなりかけます。 

その様な方が増えてきている中で、先日面接をさせて頂いたS様は当社にとっては色々な魅力を兼ね備えた方であったのですが、当社の諸事情により採用する事が叶いませんでした。非常に残念ながらお断りの連絡をしたのですが、その後、S様からメールにて非常に心温まるお返事を頂き、大変嬉しい思いをしました。 

マイナスの感情を持つ事が増えておりますが、面接だけでなく様々な場面で誠意を持って対応すれば、時にはこの様な「至誠天に通ず」場面に出会える事もあると再認識させられました。

そして、S様にはこれから良い御縁がある事と益々のご活躍を祈念しております。

2020年に引き続き、経済産業省より2回目の「事業継続力強化計画」認定を頂きました。

事業継続力強化計画認定制度とは、中小企業が策定した防災、減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が「事業継続力強化計画」として認定する制度です。

昨今も線状降水帯による水害が国内の至る所で頻繁に発生し、近隣では台風15号とその接近に伴う国際最大級の竜巻に襲われ甚大な被害が発生した事も記憶に新しいところです。又、30年以内に80%の確率で発生するといわれている南海トラフ巨大地震、富士山の噴火等、常に災害は我々の身近にあり、いつ我々が被災者となってもおかしくはありません。その為にも事業継続力強化計画は必須のものであると考えます。

良くも悪くも転職が当たり前の時代となりましたが、転職希望の方は転職によりどの様な不満や不安を解消し、どの様な望みを叶えたいのでしょうか?現在継続活躍中の社員の元職退職理由や当社への応募理由を知ると、当社ではその不満や不安が解消できたと言っても良いと言えるのでは無いでしょうか?当社に興味を持って頂いた方は参考にして頂ければと思います。 

A氏

・固定残業代はあったが実残業時間はそれ以上であり、残業代が全て付かなかった。

・前任者の突然の退職により慣れない作業を全て任されたが、相談する人もおらず不安だった。

・工場で日勤、自宅から近く、元職である輸送機器関連工場の知識が生かせると思い応募した。

 B氏

・勤務時間が一定でなく、睡眠が不十分となり体調を壊した。

・コツコツ作業が好き。

・扱う製品種類が多く、製品によって自分の考えで作業を工夫しながら出来る事に興味を持ったので応募。

 C氏

・設計部門では精神的なプレッシャーが強く労働時間も長かったため、心身ともに疲弊した。

・分からない事を聞ける人がいなかった。

・作業に集中して真面目に取り組む事が得意であり、ライン作業がやってみたかったので応募した。 

D氏

・整備士は好きだったが、給与が安かったため退社。

・接客業は自分には向いていないと感じたため退社。 

E氏

・固定残業代15時間分の支給はあったが、実際には残業や毎週の休日出勤が約100時間あった。

・休みが不定期かつ自分では決められず、連休も取れた事が無い。

・交代勤務も自分には合わなかった。

・製造業に興味があり、勤務時間や休暇が一定しているので応募した。 

F氏

・最初に少し教育されただけで、後は言われた通りの単純作業を日々こなすだけであり、やりがいや期待されている感じが無かった。

 

 

一時期、各地で水道管破裂などインフラ老朽化問題が取り沙汰されていましたが、当社の鶴見工場も建設から既に17年が経過し、同様の問題を危惧しておりました。 

実際に昨年の電気設備点検では重大且つ深刻な異常が見つかり、いつ電源供給ストップしても不思議でない状況で、更に部品納期が1か月以上掛かるとの話で頭を抱えてしまいました。

しかし、いくつかの幸運が重なった事により僅か数日後には交換する事が出来たのは不幸中の幸いでした。ただ、交換までの数日間は最悪の事態がよぎり、常に不安を抱えた緊張状態の為、熟睡出来ない日々が続きました。 

その教訓を生かし、今回は予防保全として別のインフラ設備の部品交換を実施しました。

費用も納期(5か月)も相当要したものの、大きなリスク軽減できたと安心したのも束の間、同日に今度は別の社内インフラで想定外の異常が発見され、社内では対処できない状況になりました。しかし、即時ご対応いただいた取引先様のおかげもあり、半日程度で修理出来た事は今度も幸いな事でした。 

今回交換したインフラ設備について暫くは問題無いとは思いますが、忘れた頃に故障する事が想定される為、生産設備同様に歯止めの効いた管理が必要であると今更ながらに感じます

東海地方では今年は7月初旬には梅雨明けし、例年より約2週間早い夏となりました。ただ、6月には既に猛暑が続いており、夏の始まりの早さと終わりの遅さが年々顕著となっています。夏が長くになる事が日本の四季も二季に変わりつつあるとも言われる理由です。

さて、毎年この時期には従業員に可能な限り良い環境を提供したい一心で苦悩しながらも暑さ対策に投資をしてきました。過去にはスポットクーラー、冷風機(大型、中型、小型)、ミストシャワー等の多数台を設置致しましたが、どれも決定打となるものはありませんでした。

 

特に塗装課の完成品を取り外す工程は、乾燥炉で熱せられた製品が流れてくる、作業場所が流動的で一か所にとどまっていない等がネックとなり理想としている大きな職場改善には繋げにくくなっていました。その為、今年は昨年より検討していた体感温度12℃の冷風を定格処理風量最大90㎥で約50m先まで届ける事が可能な「クールレボルーション」を塗装課に2台導入し、既に稼働させています。2台で電気工事費込み数百万と決して安い投資ではありませんが、これが取り外す工程の環境対策の決定打となれば幸いです。温暖化との戦いも我々の事業継続の為の戦いもどちらも乗り越えなければならない大きな壁です。

今回は浜松駅近くのイタヤマチバルさんを利用させて頂きました。

今年入社された方たちの歓迎会も兼ねての開催でしたが、嬉しい事に初参加8名を含む21名の参加となりました。今回も2次会も含めて全額会社負担での開催だったので、物価高のご時世でも従業員への負担は少なかったと思います。

弊社は小さい会社と言うものの、今まで異なる部署により話す機会に恵まれず、今回初めて会話をしたと言う方も何名かいらっしゃいましたので、これを機に心の距離が縮まって仕事にも良い影響があれば良いと願っております。実際に参加された方の翌朝の振る舞いだけを見ても、いつもの形式的な挨拶だけでは無く、笑顔に満ち、ちょっとした会話が足されるのは、非日常体験で人との繋がりを持たないと得られない結果だと思います。 

また、今回参加の外国の方たち4名は日本語理解度がそれほど高くは無いため、伝える側・伝えられる側が意思疎通出来るまで熱意を持って接するのを見ると、技術だけでなく考え方もデジタル化されてきている方が多いと感じる世の中で、便利なAI翻訳を利用するよりも非効率ではありますが、血の通った人間同士のやり取りこそがお互いの距離を縮めていると感じます。 

そして、いつか母国に帰られてもこの慰労会が彼らの記憶の1ページになれば良いなと考えると同時に、外国にお住いのご家族がこのホームページを見て、本人たちが日本で元気に過ごしていると安心してくれたら大変嬉しく思います。

当社の強みをHP上では掲載させて頂いておりますが、勿論、弱みもいくつも持ち合わせております。

その内の弱みの一つを克服するためには、当社がイメージする理想的な経歴の管理者がいれば…と強く感じておりました。 

その様な経歴の管理者採用に向けて人材紹介サービスへの登録などに動き始めておりましたが、高額な紹介料、実力が未知数な方を雇用する事への不安、過去の苦い経験などから積極的な行動には躊躇している部分もありました。 

しかし、強く願った故の引き寄せの法則と言う訳でもないでしょうが、以前よりお付き合いのある方が転職を検討されている事を偶然知ったのでお声掛けさせて頂いた結果、とんとん拍子に話が進み、管理者として入社して頂く事になりました。 

今はまだ幅広い業務を覚えて頂く段階であると同時に、既に今までの経歴を生かしてもらう場面も多々あります。そして、人柄も良いため部下も相談しやすそうですし、部下達への良い影響も既に与えてくれている様に感じます。このまま継続できれば当初の目的である当社の弱点の一つを克服する事が出来そうです。 

当社では各部署で朝礼や昼礼を役員も参加して行っておりますが、そこでは上司からの連絡事項の伝達だけでなく、勤続年数・雇用形態に拘らずに様々な課員から問題点を交代で1日1件ずつ打ち上げて貰う活動を推進しています。

問題点には内容は問わず愚痴レベルでも何でもOK、対応は即時、即時不可のものは定期フォローによりカバーしています。 

その中でも少人数のバレル課ではありますが、ほぼ毎回の様に全課員が1人1件の問題提起をしてくれます。どんな細かな内容でもOKとしているのですが、それでも「毎回色々な事に良く気が付くなぁ」と感心してしまいます。それだけ常に疑問を持ちながら業務に携わったり異常に気が付いている事が分かります。 

その甲斐もあり、年間数百件の改善に繋がっているので、課員の小さいながらも多くの気付きは当社が成長する為の栄養分の様です。それだけではなく、心理的安全性の高い部署になっている事で数字には表れない様々な効果も出ています。 

人や場面によっては「問題解決力よりも問題発見力が大事」と言われますが、今後AIが更に進化すれば解決はAIに任せ、人の能力で重視されるのは当該課員の様な気付きや問題発見力になるのかも知れません。 

また、AIの進化とは真逆の方向なのかも知れませんが、朝礼等は人とのコミュニケーションを取る事のメリットの大きさを気付く機会にもなっております。

人手不足に起因する倒産が過去最多になり、問題が深刻化しております。多分に漏れず弊社も人手不足が長期に渡って続いておりましたが、最近になってご縁と努力が結びついた事によりほぼ解消し、一時だけかも知れませんが不安や問題の一つを減らす事が出来ました。 

話は変わって、塗装課では生産性の指標を3つ挙げて管理しております。その内の1つが近年は低迷状態にありましたが、その主要因が人手不足によるものだったため、八方塞がりの様な状態で鬱々とした日々を長きに渡って過ごして参りました。 

しかし、人手不足がほぼ解消された事で様々な選択肢が増え、3名の役職者が品質上の問題や実作業者へ大きな負担にならない様に十分な話し合いやトライを行い、2月には上記生産性指標を前年比で約22%上げる事が出来ました。それ以外の2つの指標は上記に比べて人手不足の影響は受けにくくはありますが、それでも約28%と約7%上がっております。 

役職者達が非常に悩んでいる姿を見ていましたが、社内で常々伝えている「変化への対応」や「知恵を出す」事を3人が協力しながら実践してくれて大変嬉しく思います。

今月は隣県での爆発事故によりカーメーカーがラインストップしていますので生産性は大幅に下がると思われますが、この様な状況だからこそ「変化への対応」や「知恵を出す」事が大難を小難にする事に繋がると思います。

3月初旬に隣県の某メーカーにて工場爆発事故が発生致しました。この事故の影響により、当社のメインの最終顧客であるカーメーカーも部品供給が滞り、現時点も一部のラインを休止する事態となっております。当然の事ながら、当社への影響も甚大で、工場稼働率の大巾な低下が続いております。当該メーカーからの発表によれば、この爆発事故は集塵機から発生し、爆発の原因は現時点では不明との内容です。 

この情報を受け、当社で保有している集塵機を総点検致しました。当社では電着塗装用ハンガーの塗装剥離にショットブラスト機を使用しており、その設備に集塵機が備え付けられております。投射材は亜鉛系を採用しておりますが、亜鉛系投射材はアルミニウムに比べ、着火に必要なエネルギーが約50倍、さらに爆発には最低約17倍の濃度が必要とされています。即ち、爆発危険性が最小であり、安全な環境にて使用できると認識しております。しかしながら、爆発の可能性がゼロではない為、更なる安全性を担保する目的で専門業者による点検を既に実施し、フィルター及び差圧計の交換依頼を致しました。 

更に今後の中では集塵機の危険性を全社員へ周知徹底、集塵機の点検及び清掃マニュアルの整備を行う予定です。爆発事故の規模によっては多数の死亡事故、工場建屋や設備の全壊、近隣への被害等、想像を絶する状況も想定され、この様な事態に陥れば、我々の様な中小零細企業では事業継続も危ぶまれるのも間違いありません。よって、未然防止活動の重要性を再認識し、今後も事業継続マネジメントを強化していく所存であります。

当社の7つの強みにも工機部門として挙げておりますが、当社には塗装ハンガーや付帯設備・治工具などを製作したり、修理対応可能な20代と50代の従業員が2名おります。 

先日、排水処理設備の配管が劣化による腐食でエアー漏れが発生しましたが、修理をするにも場所的に難しく、私個人はどう修理すべきか良い発想が出ずに困っておりました。

そんな時に上記の従業員2名が知恵とスキルによって作業場確保の足場製作、腐食配管切断、交換用配管製作・組付けまで全て社内で完結してくれました。各製作品も端材や廃材利用により部品の購入は最低限で済ませてくれた事もあり、修理費用は最小限に抑える事が出来ました。 

この様な困った時に知恵を出して行動する事が各自のスキルアップや付加価値にもなり、その積み重ねが会社の強みにも成るため、今回活躍してくれた2名には大変感謝すると共に、2名の存在が心強く感じます。

この業務には80歳を超えて携わっていた方も以前にいた事を考えると、まだまだ数十年は会社の強みを更に重ねる事が出来そうです。

コロナ禍によって、人々の生活習慣や考え方等に大きな変化をもたらし、ネット環境の発展も相まって、人間関係等もより希薄になったのではと感じる事が多分にあります。世間では飲み会等の行事自体も非常に少なくなった上に、開催されたとしても早い時間から開始し、早めの解散が多くなった事もよく耳にします。そして、帰りには必須のタクシーの台数が大幅減となり、非常に不便な環境になったのもコロナの影響です。

その様な中、弊社では5年ぶりの忘年会開催となりました。

開催場所は街中で、来賓含めて20名の参加でした。昨今の物価高もあり、参加する皆さんの負担を軽減する為にも今回は全額会社負担と致しましたが、若干参加人数が少なかったのは残念極まりないです。

お店は個室、掘り炬燵、料理の質や品数等ではそこそこではなかったかと思いますが、お酌にまわるには少し狭く、多少の不便さを感じました。ただ、久しぶりの業務外での集まりという事もあり、にこやかな顔が多く見られ、あっという間の1次会となりました。2次会は有志のみの参加となった様ですが、ここも全額会社負担と致しましたので費用を気にせず思う存分楽しめたのではないでしょうか。聞いた話では帰りのタクシーが手配できなかった為、2時間掛けて帰宅した猛者もいた様です。

時代遅れなのかもしれませんが、出来るだけ人間関係は希薄にならない様、会社の行事は継続していきたいと考えております。

当社は設立以来複数事業を立ち上げ、多柱化経営を目指しておりましたが、本年の中で㈲掛川製作所の廃業、樹脂コーティング事業等の撤退を立て続けに行って参りました。これだけを捉えれば非常にマイナスイメージが付き纏うかもしれません。

 

しかしながら、昨今の我々自動車産業を取り巻く環境を鑑みれば、今までとは異なる目に見えない大きな変化が忍び足で近づいてきているのは間違いありません。トヨタグループの持合株式の解消もその一つであると思います。茹でガエルにならない為にも早期の社内改革が必要であり、資本効率の改善等を行う必要があります。よって、今回の廃業、撤退等は決してマイナス要素ではなく、選択と集中を行う事により「人、物、金、情報」の限りある経営資源を効率化させ、より筋肉質な体質にする為の手段の1つと捉えております。

「最も強い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る」チャールズ・ダーウィン