2024-11-14
当社は設立以来複数事業を立ち上げ、多柱化経営を目指しておりましたが、本年の中で㈲掛川製作所の廃業、樹脂コーティング事業等の撤退を立て続けに行って参りました。これだけを捉えれば非常にマイナスイメージが付き纏うかもしれません。
しかしながら、昨今の我々自動車産業を取り巻く環境を鑑みれば、今までとは異なる目に見えない大きな変化が忍び足で近づいてきているのは間違いありません。トヨタグループの持合株式の解消もその一つであると思います。茹でガエルにならない為にも早期の社内改革が必要であり、資本効率の改善等を行う必要があります。よって、今回の廃業、撤退等は決してマイナス要素ではなく、選択と集中を行う事により「人、物、金、情報」の限りある経営資源を効率化させ、より筋肉質な体質にする為の手段の1つと捉えております。
「最も強い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る」チャールズ・ダーウィン