当社では各部署で朝礼や昼礼を役員も参加して行っておりますが、そこでは上司からの連絡事項の伝達だけでなく、勤続年数・雇用形態に拘らずに様々な課員から問題点を交代で1日1件ずつ打ち上げて貰う活動を推進しています。
問題点には内容は問わず愚痴レベルでも何でもOK、対応は即時、即時不可のものは定期フォローによりカバーしています。
その中でも少人数のバレル課ではありますが、ほぼ毎回の様に全課員が1人1件の問題提起をしてくれます。どんな細かな内容でもOKとしているのですが、それでも「毎回色々な事に良く気が付くなぁ」と感心してしまいます。それだけ常に疑問を持ちながら業務に携わったり異常に気が付いている事が分かります。
その甲斐もあり、年間数百件の改善に繋がっているので、課員の小さいながらも多くの気付きは当社が成長する為の栄養分の様です。それだけではなく、心理的安全性の高い部署になっている事で数字には表れない様々な効果も出ています。
人や場面によっては「問題解決力よりも問題発見力が大事」と言われますが、今後AIが更に進化すれば解決はAIに任せ、人の能力で重視されるのは当該課員の様な気付きや問題発見力になるのかも知れません。
また、AIの進化とは真逆の方向なのかも知れませんが、朝礼等は人とのコミュニケーションを取る事のメリットの大きさを気付く機会にもなっております。